※地力栽培(ちりきさいばい・ちりょくさいばい)と読みます

やまね酒造が提唱し実行する地力栽培とは、地面の力、地の微生物を含めた生命力、地域の力(水田に必要な水は地域全体で保全しないと力を持たない)などを合わせて地の力のみによる無農薬、無肥料による栽培方法です。
地と同音の言葉に知や智があります。 経験という情報を意味を加えて知識にする事ができ、さらに昇華させて知恵にする事ができるのは人間のみが持つ能力ではないでしょうか。
そこで、人は自然界から米を見つけ出し、その食料としての価値を最大に評価したからこそ、多くの米を得るために何千年も知恵を働かせ現在の栽培方法を見出してきたと感じます。
農薬や化学肥料を用いて最大の収穫を得るのも農業ですが、昨今の農業では強すぎる農薬のためか周囲の生物の生育を脅かし、場合によっては絶滅に追いやってしまった事もあります。
やまね酒造が行おうとする地力栽培は先にのべたとおり自然環境との共生をしながら行う事を目指しています。
農地から収穫物である米を持ち出す事から、その土地から何を頂いているのかを常に考える知力栽培を行います。
また、智が知の優れている意に用いることから、人知を地に生きる生物にとって心地良いものになるように用いる智力栽培を目指します。 やまね酒造は知恵を働かせ、より自然界と共存する農業を実践すべく、たえず地に生きる生物を観察し、研究し続けます。 やまね酒造は全量埼玉県産米による日本酒造りに拘ります。
お米の品種は陸羽132号、ササシグレなどを予定しております。
陸羽132号とは、1952年に登録されたコシヒカリの2世代前の品種です。
ほとんどのお米の元である米の原種「亀の尾」、それと「愛国」を掛け合わせて生まれました。
ササシグレとは、1963年に登録されたササニシキの親品種です。
一時期盛んに栽培されましたが、耐病性や収量などで子どものササニシキにその座を奪われました。