やまね酒造株式会社 代表取締役
酒製造責任者
生物多様性・環境生態学研究センター センター長

若林 福成(Wakabayashi Fukunari)

1991年埼玉県久喜市(旧:栗橋町)生まれ。
小学生の頃はクラシックバレエ・ピアノ・カヌー・水泳を習う。
カヌーでは埼玉県カヌー競技大会小学生の部で3位入賞。
中学生から大学院生まで剣道(埼玉県剣道連盟 段位3段)。
社会人になってからは茶道・華道・料理教室に通っている。
2013年3月 立正大学地球環境科学部環境システム学科卒業 学士(理学)
卒業と同時に中学・高等学校教諭一種免許状(理科)、自然再生士補を取得
卒業論文「淡水産マツカサガイ(古異歯目イシガイ科)の食性に関する研究」が生物系研究室2012年度合同卒業論文発表会において優秀賞に選ばれた。
2015年3月 香川大学大学院地域マネジメント研究科修了 MAB(経営修士)

◆2010年9月-現在 大学2年19歳の時に合同会社福成設立、代表社員に就任

アニメや漫画・ゲームの舞台となった地域において、キャラクターを活用した地域経済活性化事業のコンサルティング事業を行政等と連携して行った。埼玉県久喜市(旧:鷲宮町)アニメらき☆すたを活用した地域振興事業(※日本政策投資銀行は「らき☆すた」放送以来の10年間での鷲宮地域での経済波及効果は31億円と発表された)では主要メンバーのひとりとして携わった。
埼玉県久喜市(旧:栗橋町)において株式会社トミーテックが展開している鉄道むすめ栗橋みなみを活用した地域振興事業を私が発起人として高校2年生の時に発案した。久喜市商工会(旧:栗橋町商工会)による鉄道むすめ栗橋みなみを活用した地域振興事業への経済波及効果は2013年9月29日読売新聞の記事によると約2億円と試算されている。久喜市栗橋地域の商店街と株式会社トミーテックそれから関連する鉄道事業社(栗橋みなみのキャラクター版権所有は東武鉄道株式会社並びに株式会社トミーテック)と連携して栗橋地域を巡るスタンプラリーの開催、キャラクターの誕生祭、夏祭りイベントなど企画・運営への協力、地元商店(酒屋など)のキャラクターオリジナル商品の開発・販売を行った。

★一緒にお仕事させていただいたイラストレーターの皆様(五十音順)
かゆらゆかさん、梱枝りこさん、フェレさん、他

★イベント等で一緒にお仕事をさせていただいた声優の皆様(五十音順)
明坂聡美さん、大久保瑠美さん、河原木志穂さん、こやまきみこさん、近藤佳奈子さん、後藤邑子さん、佐倉薫さん、下屋則子さん、田中理恵さん、名塚佳織さん、能登麻美子さん、平野綾さん、藤村歩さん、松来未祐さん、皆口裕子さん、他

★鉄道むすめ栗橋みなみの声優である平野綾さんのオフィシャルブログに取り上げていただきました。



【平野綾さんのオフィシャルブログ ( 2019年8月27日) URL:https://ameblo.jp/hirano–aya/entry-12512444424.html

埼玉新聞 2009年3月18日掲載

◆2010年10月-2019年11月 オタ婚活事業の展開

アニメファンやキャラクターファンと交流する中で得た「2次元も好きだけど、3次元のリアルな嫁が欲しい」と言う言葉をヒントに、オタクとオタクの出会いの場「オタ婚活」事業を札幌・福島・大宮・東京・秋葉原・京都・高松などで計100回以上婚活パーティーの開催、500組以上のカップルを成立させた。カップルの中から10組以上ご成婚されている。婚活事業を展開している大手企業は、年収や職業に重きをおいた婚活を展開しているのに対し、私が展開したオタ婚活は、趣味が同じもの同士を結び付けていくことに重点を置いた。
結果的に、この婚活業界にとっては斬新な発想から多くのメディアにも注目され、オタクを対象とした婚活事業を展開する会社が後発で4社ほど出現した。オタクを対象としたオタ婚活以外にも、アイドル婚活や、生物好き婚活、天体婚活など趣味に絞った婚活も展開した。
(※この場合のオタクとは、アニメやゲーム、漫画、キャラクターファンを指す)

◆2014年7月-2016年3月 埼玉県アニメの聖地化プロジェクト会議アドバイザーに就任

埼玉県庁(観光課)が埼玉県をアニメ県にとのスローガンのもと「埼玉県アニメの聖地化プロジェクト会議」を設置した。埼玉県アニメの聖地化プロジェクト会議アドバイザーそしてアニメ・食・地酒のコラボプロジェクト第3分科会長を2016年3月まで務めた。

◆2015年8月-2017年3月 飲食店経営を開始

関東最古と言われる鷲宮神社の鳥居横で築120年の古民家をリノベーションして和食と日本酒の飲食店「古民家レストラン大酉茶屋」を2017年3月まで久喜市商工会より指定管理者の委託を受け経営した。
アニメらき☆すたを活用した事業で携わっていた、埼玉県久喜市(旧:鷲宮町)が年々衰退していく様子を目の当たりにして地域経済活性化を考え、鷲宮地域に住む人々の一番の心のよりどころである鷲宮神社付近でのコミュニティビジネスを展開することを実現させた。
お店で使用する食材は全て地元で作られた新鮮な野菜や卵を使用し、地元で作られていない肉に関しては60年以上続く地元の信頼のおける精肉店から国産肉を仕入れし、全て地元で経済が回るよう工夫した。積極的に地元商店とも連携し和菓子屋と日本酒のマリアージュイベントを開催した。
また、埼玉県庁観光課との連携も図りアニメ聖地で造られた日本酒を聖地酒と位置づけし、聖地酒イベントを開催することで全国各地からアニメファン、日本酒ファンの集客を実現した。


※古民家レストラン大酉茶屋風景

◆2016年10月-現在 国立大学法人香川大学大学院地域マネジメント研究科(香川大学ビジネススクール)協力研究員着任

専門分野は酒蔵経営・国際経営・地域コンテンツビジネス・アニメビジネス・世界の日本酒市場に関する研究である。酒蔵経営に関しては、日本国内における日本酒市場そして、世界の日本酒市場について現地調査を踏まえた市場分析を行っている。世界の日本酒市場の調査であるが、アメリカLAの調査が中心で和食レストラン・スーパーマーケット・酒屋に対し2か月に及ぶ調査を行った。その上で、様々な酒蔵(2019年7月現在約50蔵以上)の酒蔵経営の事例をまとめ、特に経営の多角化に成功している酒蔵に対して、継続的な調査を行っている。
アニメビジネスに関しては、2017年7月アメリカLAにおいてANIME EXPO2017、2017年9月シンガポールにおいてCHARA EXPO2017にご招待いただき海外のアニメイベントについて調査・研究を行った。
2017年3月東京ビッグサイトで開催された世界最大級のアニメイベントAnime Japan2017 Business Seminar-アニメツーリズムの可能性 -に登壇し、アニメの聖地の調査・研究発表を行った。


※香川大学大学院講義「アニメと地域資源のコラボビジネスが拓く 地域活性化のフロンティア! 」パネルディスカッションの風景

◆2017年5月-現在 学校法人立正大学学園地球環境科学部外部研究員着任

専門分野はエコツーリズム・生態学・分類学・環境保全型農業・南米や東南アジアに生息している生物、特に昆虫に関する研究を行っている。酒造りをするのに必要な酒米を環境保全型農業で育てていくことの研究。並びに、環境保全型農業を行う上でそこの地域の環境を保全していくことを主な目的として、多くの人にその取り組みを知ってもらうためにエコツーリズムの研究をしている。

◆2017年10月- 2018年6月 新政酒造株式会社/製造部・蔵人

これまでの地域に関わる経験から酒蔵は単に日本酒を造り販売するということだけではなく、地域の農業や林業、地域の自然や人々の営みそれら豊かさを表現する大事な存在であることに気付き、私が期待する将来の日本酒業界の在り方と、自らが経営していきたい酒蔵の方向性を考えたときに秋田県の新政酒造の取り組みに感銘を受け、酒造りと酒蔵経営の修行を申込み、新政酒造に入社、原料処理(洗米・蒸し)を担当した。

酒造りにおいて1番大事な原料処理は吸水を決定する最も大事なポジションまで担当し、さらに日本酒造りにおける現存する最古の日本酒製造方法で江戸時代の「生酛純米造り」を新政酒造で経験した。
日本酒の見せ方、情報発信こそが重要であるということをはじめ多くの酒蔵経営に必要な考え方や姿勢を学んだ。

◆2018年9月-現在 酒蔵コンサルティングを開始

各地の酒蔵において、酒造り(洗米・浸漬・蒸米・放冷・麹造り・酒母造り・醪仕込み・上槽・濾過/火入れ・貯蔵・調合・割水・瓶詰め)等に従事。

◆2019年9月-2020年3月 学校法人立正大学学園 研究推進・地域連携センター 地域連携コーディネーター着任

地域の産業・大学・行政が一体となって地域振興の取り組みができるように研究+実践も合わせて、大学の教授・学部生と共に取り組んでいる。

◆2019年12月3日 やまね酒造株式会社設立、代表取締役に就任

酒蔵だけど酒蔵じゃない!自然と生物多様性を守る環境保全の企業である。代表取締役に就任と同時にやまね酒造株式会社 生物多様性・環境生態学研究センターのセンター長に着任。

◆2020年1月-2020年3月 国立大学法人香川大学大学院地域マネジメント研究科(香川大学ビジネススクール)/非常勤講師


※香川大学大学院講義「やまね酒造の取り組みについて-飯能の自然と生物多様性と共に歩む-」風景

◆2021年1月-現在 久喜市農業振興協議会/委員


※久喜市 梅田市長より久喜市農業振興協議会委員を委属いただきました。

◆2021年1月-現在 国立大学法人香川大学大学院地域マネジメント研究科(香川大学ビジネススクール)/非常勤講師

◆2021年4月 学校法人立正大学学園 地球環境科学部環境システム学科/エコツアー講師

◆社会における活動等
2008年10月-現在 栗橋みなみ実行委員会 委員
2009年4月-2018年3月 萌酒プロジェクト 委員
2012年5月-現在 宮城県岩沼市被災地復興事業
復興トマト美少女キャラクタープロジェクト事業責任者
2015年4月-2017年3月 久喜市商工会青年部鷲宮支部 副支部長
2015年10月-現在 久喜市活性化推進機構 代表

◆メディア出演歴 NHK Bizスポ/フジテレビ/東京MX/大阪ほんわかテレビ/日本経済新聞/読売新聞/埼玉新聞/デイリースポーツ/スポーツ報知/毎日新聞/朝日新聞/東京新聞/Yahoo!ニュース/週刊ダイヤモンドなど多数

講演・講師実績

顧問

藤田英明(Fujita Hideaki)

1975 年生まれ。東京都出身。 明治学院大学社会学部社会福祉学科卒(専門は精神障がい者福祉)
介護福祉業界の風雲おじさん。(若い時は風雲“児”・・・)

「混合介護(介護保険と保険外サービスがの組み合わせ)」を事業化し、世界で一番多くのデイサービスセンター(約 850 施設)を開設。
現職は、株式会社アニスピホールディングス代表取締役、社会福祉法人まるさんかくしかく理事長、医療法人杏林会理事、株式会社けあらぶ代表取締役(小僧寿しとの合弁会社)
また、 排泄予知 IoT「D-FREE」の開発をする株式会社トリプルダブリュー顧問を務める。

1998 年から 2003 年まで、社会福祉法人の介護職員・生活相談員・事務長・理事等として従事。
2003 年、夜間対応型 の小規模デイサービス(保険内と保険外を組み合わせた日本初の混合介護)を行う施設を埼玉県で起業。
2015 年にはその事業モデルを北海道から沖縄まで全国に 850 事業所を展開し、「世界で一番多くのデイサービス」を開設。
障がい者の 永続的雇用策として焼き鳥屋を開業するも敢え無く失敗したことも(黒歴史)。内閣府規制改革会議参画。首相公邸で講演。
現在は、高齢者を対象としたサービス付き高齢者住宅や訪問看護事業・病院や保育園の経営などを行いながら、動物看護師によるペット(犬・猫・亀・うさぎ・スナネズミ・鳥・カメレオンなどなど)の訪問介護・看護などのホームケアサー ビスを全国に展開、さらに 2018 年からは「ペット共生型障がい者グループホームわおん」をレベニューシェア方式で全国に展開し、わおん事業所で保護犬・猫を保護し殺処分される命を1つでも減らし、同時に動物介在活動によって入居者 の生活の質(QOL)の向上に取り組むと共に、入居者の一般企業への就職を推進し、社会保障費の削減に取り組んでいる。

メディア出演歴は、NHK ニュース7/NHK e テレ / テレ東 WBS/ 日本経済新聞 / 読売新聞 J-WAVE/ 日経ヘルスケア / 高齢者住宅新聞 / 介護ビジョンなど多数
著書として、図解でわかる介護保険ガイド(アニモ出版)、社会保障大国日本(幻冬舎)、介護再編(Discover21)
講演実績:東京青年会議所 /C-MAS 全国大会 / 内閣府規制改革委員会 / 社会保障審議会 介護給付費分科会 / 首相公邸 / 日本経営合理化協会 / 台湾貿易センターなど。

アメリカ市場担当顧問

筆谷 信昭(Fudetani Nobuaki)

1966年生まれ。
京都大学法学部卒業後ベインアンドカンパニー入社、1992年より通訳翻訳会社のISSに参画、1998年より同社代表取締役社長、2010年退任。

現在は日本映像翻訳アカデミー株式会社取締役で、ロサンゼルス現地法人社長を兼任。
翻訳通訳、ゲーム開発、マンガ・アニメの海外展開支援、大学、地方自治体の国際化支援など、日本・北米・東南アジアをメインに幅広い分野で活躍中。

顧問 昆虫ファッションデザイナー(昆虫ファンション兼飯能市における養蚕業事業担当)

菊地 玉恵(Kikuchi Tamae)

1991年生まれ。
6歳からガールスカウトに所属。中学〜高校では国際協力、環境保全活動に取り組み、高校生の時、アラスカ派遣日本代表として渡米。大学卒業後、2013年新卒で入社したエクステリアプランナーの仕事に従事する。2014年担当案件がコンテスト受賞、第6回光の施工例コンテスト入賞、第23回庭空間施工例コンテスト銀賞。専門誌に施工例が掲載された。

エクステリアプランナーとして活動している中で、ファッションスキルの重要性に気づき、服飾専門学校へ入学、ファッションデザイナーへと転職。

相談役

藤田 田 (Fujita Den)

1989年生まれ。
上智大学経済学部卒業後、株式会社クロス・マーケティング、株式会社サイバーエージェントを経て、2015年に祖父が創業者である株式会社フジタ取締役に就任。また、その子会社である株式会社フジハウジング専務取締役に就任。2017年には同社代表取締役になる。

同社では、不動産事業を基盤とした「街づくり」をベースに、住宅、教育、医療・介護、スポーツ施設などの地域密着事業を展開しており、関連会社にあたる学校法人藤田学園や医療法人一恵会などの運営に参画する一方で、2016年には新規事業として株式会社アップビーを起業し、飲食店(肉バル・蕎麦屋)、ヨガスタジオ、トレーニングジムなどの「運動」と「食事」から健康をサポートする事業にも取り組む。

また、2017年より、社会福祉法人彩鷲会の理事に就任し、介護施設の運営にも参画している。

2019年、地域における街づくりへの貢献が認められ、株式会社フジハウジングが天皇陛下より紺綬褒章を受章した。