このたび、やまね酒造は新たに飯能市内にある築約300年の茅葺き屋根の家を舞台に、発酵醸造所(酒・味噌等を製造予定)とそこに宿泊もできる施設の開設に向けて取り組んでまいります。
埼玉県で準絶滅危惧種に指定される「カヤネズミ」が生息する、飯能にあるやまね酒造管理の圃場(※現在はススキ原)から出たススキ材や、やまね酒造の酒造りに使うお米(はざかけ米)の稲藁等を茅葺き屋根に使用し、循環・生物多様性保全・ネイチャーポジティブを尊重した酒造り&発酵という新たな事業スタイルを進化させてまいります。
また、茅葺き屋根の家の裏山約10,000㎡も取得し、木桶の材料となる杉材を自社で育んでまいります。
木桶と生物多様性保全を意識しながら100年先の未来を見据えた森を創造してまいります。同時に裏山にはニホンヤマネが生息していると考えられるため、ニホンヤマネフィールドミュージアム(仮称)の実現に向けても引き続き取り組んでまいります。
そして先日、近年絶滅が危惧されている貴重なトウキョウサンショウウオの生息もなんとこの裏山で確認いたしました。トウキョウサンショウウオを保全する取組みも研究機関等のお力添えをいただきながら開始いたします。
新たにカヤネズミとトウキョウサンショウウオのラベルのお酒を、年内目処にリリースすることを予定しております。
最後に、やまね酒造の新規事業にお手伝い(草刈り・掃除等)いただける仲間の募集を現在検討しております。詳細は追って、ご報告させていただきます。
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