ボルネオ島でオオアカカメムシに出会いました。
ジンメンカメムシとも呼ばれている面白い昆虫です。
確かに逆さまにしてみると人の顔に見えますよね。
実はタガメもカメムシの仲間なんですよ。
日本に生息している、あるカメムシの種類では稲の穂を食べるのもいるので、農業害虫として位置付けられ、農家さんからも嫌厭されています。
さて、なぜカメムシが農業害虫と呼ばれるようになってしまったのか?
環境変化に伴って、カメムシを捕食する生物が少なくなったなど、生態系のバランスが崩れているからだと思っています。
この農業害虫と言われているカメムシ問題の根底にも人間が大きく影響しているでしょう。
農薬を使わずにカメムシの数をコントロールできるようにしたい、自然の力を信じます。