令和元年12月3日埼玉県飯能市に、やまね酒造株式会社を設立いたしました。
飯能は豊かな自然環境そして生物多様性に恵まれた星空の見えるまちです。
やまね酒造を起業した直後にコロナ禍となり、当初の経営計画はじめその後も連続的に計画を見直さなければならない事態となってしまいました。
その中でも弊社のビジョンである、自然そして生物と共生し持続的な自然生態系を実現することそして、やまね酒造は「生かされている」との考え方で積極的にチャレンジし続ける企業を目指して力強く進んでまいります。
国連環境計画(UNEP)は、人類が自然環境と生物多様性に壊滅的な打撃を与えていると警告しています。
その内容は、今後数十年のうちに100万種の動植物が絶滅の危機に直面するというのです。
最終的にその危機というのは人間にも及ぶため今、やまね酒造にできることは、飯能において自然環境それから環境問題に対して酒造りという切り口からどのような取り組みをしているのかを世界に責任をもって発信していくことであり、限られた時間しかないからこそ失敗は許されないと思っております。
やまね酒造は現時点において酒蔵建設まで到達しておりません。
つまり自社において、日本酒製造ができない状況であります。
理由としては、新規で日本酒製造免許が取得できないことにあります。
もし、やまね酒造の酒造りに対して理解を示していただき、日本酒製造免許を譲渡していただける酒蔵様がいらっしゃいましたらご連絡よろしくお願いいたします。
現在、2021年どぶろく製造所の新規設置に向け準備を進めております。
※全量木桶(埼玉県飯能産西川材を使用)仕込み・純米造り・埼玉県産米の使用を予定しております。
やまね酒造は自然と生物多様性と共に歩む企業として、飯能で林業・農業を通してサスティナブル(人間・社会・地球環境の持続可能な発展)な取り組みを実現してまいります。
なお、お問い合わせを多くいただいている状況でありますが、どんなに偉い方でも農業・酒造りで忙しく、基本的にお会いしている時間がありません。
時間ができたタイミングでメッセージにて返信させていただくことになるかと存じます。
その点、何卒ご了承くださいませ。
飯能のような素敵なまちで酒造りができることに感謝し何百年先も、やまね酒造と飯能とが一緒に歩み続けられるように初代経営者として命をかけて取り組んでまいります。
結びに、日頃より支えてくださっております、多くの皆様のお力添えあってのこの実現であると深く感謝すると共に、一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と、皆様のご健康をお祈り申し上げます。