インドと日本を繋ぐ取り組みとして「インディカ米プロジェクト」を立ち上げました。
埼玉県飯能市において無農薬/無肥料/無除草剤の「インディカ米」「国産スパイス」を生産してまいります。
★その埼玉県飯能市で収穫された「インディカ米」「国産スパイス」それからインディカ米や国産スパイスを原料にした商品などの売上の一部をインドの自然と生物多様性の保全・保護活動それから調査・研究費用に充ててまいります。
具体的には・・
インドに生息している特に絶滅が危惧されている動植物の保全・保護活動それから調査・研究を、やまね酒造も現地に直接訪れて行っていく予定です。
◆対象としたい動植物を一部紹介◆
以下
☆ガンジスカワイルカ(インドカワイルカ)
インドのガンジス川やパキスタンのインダス川に生息。絶滅危惧種に指定されており、その個体数は現在5000頭に満たないといわれている。釣り具へのからまり、化学汚染、船の往来、数か所では狩猟などにも苦しんでいる。
☆インドハゲワシ
インドの耕作地や森林地帯に近い村や町で見ることができる。1990年代後半以来深刻な現象に悩まされている。ハゲワシは、抗炎症薬であるジクロフェナクを投薬されたことのある家畜を食べると、腎不全を起こすことがわかってきている。ハゲワシが減ったことにより、腐乱した動物の死がいが手つかずのまま放置される結果となっており、健康被害や、狂犬病を媒介するおそれがある野犬の増加を引き起こしている。
☆ミミカザリハゲワシ
以前はインド亜大陸と東南アジアに広く分布していたが、生息域・個体群の大きさともにはなはだしく縮小している。この種の急速な減少は、ジクロフェナク(炎症、痛み、熱を治療するためのもの)を投与された家畜を食べることに起因すると思われる。この薬はタカ科に属するハゲワシの個体群の大きな現象の原因であると証明されており、痛風に起因する腎不全による死亡率を上げる。ジクロフェナクの製造はインド、ネパール、パキスタンですでに禁止されている。しかし、これらの国々におけるこの薬品の使用が完全に終わるまではまだ年月がかかる見込みである。
☆クビワスナバシリ
足が長くぬかるみにも歩くことができるこの知名度の低い種は、インド南東部の起伏のある雑木地帯でのみ観察することができる。野生のクビワスナバシリは50~250個体が生存していると考えられている。その生息域は増加を続ける様々な妨害や分断に起因する圧力にさらされている。近年の人口移動は、残された生息環境への影響を通して、この種の存続に深刻な脅威をもたらす可能性がある。
☆グーティーサファイアオーナメンタルタランチュラ
インドのアーンドラ・プラデーシュ州の、ナンディヤールとギダルールにはさまれて位置する完全に分断された一地帯で見られる。最初の記録以降、再発見の報告はなかったが102年を経た2001年に、ここで再発見された。このクモは100平方キロメートル以下の区域に生息すると考えられている。燃料のために枝が切られ材木のために伐採された結果、この小さい領域は深刻な生息環境の喪失と劣化にみまわれている。
※(岩槻・太田-IUCNレッドリスト 世界の絶滅危惧生物図鑑-2014) から引用
以上
★やまね酒造が創造する美しい甘酒やお酒を誕生させるためには、地球規模で生物多様性の豊かさがあってのことだと考えます。
日本の自然環境が美しいだけでなく、地球に目を向けそして心も寄せて、地球全体の自然環境が美しくなっていくことを祈り、その実現のためにやまね酒造は挑戦し続けます。